Artificial Children

Artificial Children -Eternal Saga外伝- (あーてぃふぃしゃる ちるどれん えたーなるさーががいでん)
※非公式作品

エタドリシリーズのシステム担当の 塵風 が構想していた外伝作品。略称は AC。
エターなった 製作無期限延期。

時間軸では、ETERNAL SAGA CHRONICLES におけるシナリオ9 ~ シナリオEX の間くらいの話。
(カイザー・インフェルノとの決戦 ~ 地下世界での戦い)

なお、以下に記載するシナリオ、設定等は後の作品との整合のため大小の改変がされています。
(もともと、カイザージェネラルリーパーズの存在しない IF のパターンのシナリオなので…)

目次


キーワード


キーキャラクター


シナリオ

Segment.0 予兆

  • カイザー・インフェルノ との決戦が終わり、数ヶ月。甚大な被害があったが復興の兆しをみせていた。
    • 「魔法」が失われた影響が方々に出ている。決戦当時から比べると決戦メンバーの戦闘力も低下している。
  • リョウヘイらかつての決戦メンバーはセバスに祝勝パーティーに招待される。
    • そこにはヤッチンらかつての敵やミーアリュートら未来の面々も。
    • カイザー・インフェルノ戦で消えたはずのヤッチンがいることについて「俺は殺しても死なない男だからな」とは本人談。
  • ホモ・サピエンスが会場に乱入し、リョウヘイらは応戦するも敗北してしまう。
    • 襲われると覚悟するも、大きな戦いが終わり鍛錬を怠っていたことをサピエンスらは叱責し、その場を立ち去る。
  • 新たなる戦いに備え、それぞれのメンバーは再び戦う力を得るために動き出す。

Segment.1 邂逅

  • アキト、ハルカは所属組織 CARON の任務として、とある軍事施設に潜入したが防衛機械がもたらした事故により転送装置が暴走、
    リョウヘイらの学校へ強制転送されてしまう。
  • 同時期、リョウヘイらは学校でマツオの恒例の戯事に付き合っていた。
    • 戦闘訓練ビデオと称したチュートリアル。白衣シェリーと着ぐるみミントが教育番組的ノリで解説。
    • 余計な一言が原因でミントにみんな血祭りにされる。
    • マツオにボッシュートされてリョウヘイらは監禁。下僕ツクールによって洗脳されてしまう。
    • アキト達はヤマカゲらと出会い、共にマツオを倒しに行くが多勢に無勢、
      返り討ちとなり皆マツオの兵士となってしまう…というところで場面は巻き戻り施設潜入時に。
  • アキトは白昼夢かと半信半疑ながらも、見たとおりになぞられる行動に対し逆らってみることにする。
    • 防衛機械の攻撃を無理矢理に防ぎ、負傷するが、転送装置で本来の目的地へ向かう。
      ハルカは学校へ。アキトは別の場所へ。
    • ハルカは捕らわれていたリョウヘイらと協力し、洗脳を免れマツオ打倒に成功する。

Segment.2 破界

  • ハルカはファリズンらに歓迎されて四星衆の4人目に迎えられる。
    • 町は比較的平穏な様子だったが、奇妙な事件が世間を騒がせていた。
      曰く突然人が消える神隠しだとか、曰く建物が忽然と消えたとか、外国では大草原が一夜で巨大な穴になったとか。
      噂話程度でおさまっているあたり情報統制がある程度されている模様。
    • ヤマカゲがハルカに告白→ごめんなさい→殺人ババア襲来という恒例(?)パターン。
      ヤマカゲが拉致られたので渋々救出に向かう。暗黒儀式の寸前でヤマカゲ救出。
  • アキトは世界を統括しているに等しいほどの巨大組織 T.S.K. の長を訪ねようとしていた。
    • 道中でユウタヤッチンホモ・サピエンスが争っている場に遭遇する。
      アキトを新たな後継者候補だと襲われるが撃退し一緒に目的地へ到着。T.S.K.の長と会談。
    • アキト達は太陽系の果て冥王星から「冥王の使い」として世界の死を知らせるメッセンジャーとして現れたのだった。
    • 観測の結果、次元断層の発生が宇宙規模で頻発しているらしい。飲み込まれれば文字通り「消える」。
      先の相次ぐ大きな戦いによる膨大なエネルギー衝突の繰り返しによるものではないかと推測されているそう。
    • アキトらは調査に乗り出すことに。T.S.K. の支援を得られ、協力者を紹介される。
  • アキトはハルカと合流。協力者とはリョウヘイらかつての大戦のメンバーのことだった。

Segment.3 混沌

  • 今後の方針を検討するが、これまでと違い「存在しない敵」に対するもののため行き詰る。
    そんな折、突然 遠洋に謎の海洋建造物が出現したというニュースが。
    • 乗り込もうとするが、移動手段がないためマツオの元に行ってみる。
    • いつもより妙に長いマツオダンジョンを抜けると海底洞窟だった。
      ちょうどマツオは高速潜水艇ガルヴァスを建造しているようだった。マツオを倒して目的地へ向かう。
  • 上陸すると、そこは混沌そのものだった。
    人口建造物あり、自然洞窟あり、生物の体内を思わせる有機質あり、あらゆるものが不規則に混在している様相。
    • 「何かある」そういう確信を持ちつつ、外郭を調べるが中枢へ入れそうな入り口はない。
    • 急に、無から建物が出来上がる。中には眠る男がいた。目覚めリョウヘイやユウタに対して敵意を向ける。
      かつて未来で戦ったシクザールのコピーだという。まるで姿かたちは別物であったが(当人もそれに気付いていない風に見えた)。
    • 撃退後、彼は姿を消す。一同もいったん引き上げる。
  • 彼の消息を追うため、リョウヘイらは運命の神のもとへ向かおうとする。
    • まるで別人だし「偽シクザール」呼びもどうか、ということで仮にクラインと呼称するように。
    • 今回の危機にミーアリュートらも未来から駆けつけてくれた。だが一足先に到着したヒルベルトが消息を絶ったらしい。

Segment.4 冥導

  • CARONの幹部であるサレナが姿を現す。T.S.K.への連絡時点で任務は終了したので帰還しろとのこと。
    • 調査続行を申し出るが却下される。静かに憤るサレナは一同を無力化させ、傍らにいた装束の男に始末を命じる。
      窮地によりハルカは能力を開放し男を昏倒させるが、正気を失い暴走してしまう。
    • どうやらハルカの覚醒が目的だったようで、サレナは宣戦布告を言い渡したのちハルカを連れて立ち去る。
  • 装束の男の正体は姿を消していたヒルベルトだった。操られていたらしい。
    • 先に現代に来ていたヒルベルトは変装しペルソナとして行動していたが、町でサレナと遭遇し意識を奪われたのだという。
      「猫耳を付けていた彼女に一瞬心を奪われてしまったんだ!」と無様な言い訳をし醜態を晒す。
      (ユウタやヤッチンに同意求めるが、猫そのものが好きな彼らからフォローはされなかった)
  • 友人であるエンジニア・レキ、その他スタッフがアキトを頼ってやってくる。
    既にサレナを主とする勢力が組織を掌握しており反対派の彼らは難を逃れることができたらしい。
    • 冥王星の組織 CARON のあらましを語る。
      元は地球から追放された研究者たちで、復讐を考える者も少なからずおり、
      今回の件に至ったのだろうと推測する。
    • プロジェクトGFの概要についても明かす。アキト達は神に至る研究の産物であるとも。
      運命の神に会いルーツを辿ればハルカを救うための力になる筈と助言する。
  • 当初の目的どおり、デュミナス達のもとへ向かう。レキや未来組、ユウタなど一部メンバーは敵襲に備えて残留。
    • 到着すると、すでにデュミナスらはクラインが異空間で身を潜めているらしいことを突き止めていた。
      後から追うということで、アキトらは先にクラインの居場所へ転送してもらう。
    • アキトはデュミナスの「間違いを正す力」を引き継いでいることを知る。心当たりを思い起こす。
  • クラインとの再戦。以前に未来で戦った際と同じ目的で動いているようだが、話が噛み合わない。
    • デュミナス、シクザールが到着する。そこでクラインがようやく違和感に気付き始める。
      以前の記憶をもちつつも別人として再構成された事実を理解する。
    • 「個」を確立し争う意味が無くなったため和解する。クラインという仮の呼称を採用し本人もそう名乗ることに。
  • 帰還後、合流しようというところで、CARON からの刺客としてゼノスが襲撃する。
    • ゼノスの正体不明の能力に圧倒され全滅してしまう…が、アキトの能力が覚醒し戦闘前に巻き戻る。
      アキトはゼノスの能力を見切り迎撃。不意を突かれたゼノスは撤退する。

Segment.5 回帰

  • 待機メンバーと合流し情報交換。
    • ハルカはカイザーの因子を持ち、破壊の能力を与えられているとのこと。
    • アキトやハルカの武器「ヴォイドシェイパー」は精神感応を利用したものであるため、
      ハルカを正気に戻すのに使えるのではないかとのこと。
    • サレナの目的について。自らの死または世界諸共の死が目的なので説得はできないだろうとのこと。
    • 次元断層と、例の海上建造物の関連性について。
      各地の次元断層発生とともに海上建造物が拡大しているように見え、相関があるのではとのこと。
      「そういえば自分達の身近では起こってないな」とフラグを立てる。
  • ピーちゃんが押しかけてくる。大層ご立腹の模様。
    • いつも同じキャットフードで飽きたから珍味を寄越せとのこと。
      具体的には伝説の猫缶と呼ばれる代物。当然市場には出回っていない。
  • 険しい雪山の中にある工場でごく少数製造されているというネットで噂らしいので、行ってみることに。
    • 過酷な道中を抜けて、工場らしきものを発見する。
      工場でなぜか変態がベルトコンベアで運ばれていたが華麗にスルー。
    • 正体は○肉屋の秘密工場だった。猫缶製造という隠れ蓑に○肉を製造販売していたらしい。
      幻術士肉をくれ共々襲い掛かってくる。
  • 危険人物らを撃退後、工場は壊滅させて帰宅。ピーちゃんお怒り。
    • シクザールがポケットから高級煮干を取り出してピーちゃんに差し出し事なきをえる。
      何故そんなものを持っていたのか尋ねると、曰く「そういう日もある」。
  • テレビ等メディアが掌握され、CARON からメッセージが届く。
    • 要約すると「地球への復讐の準備が完了した。一連の消滅事件は我々が仕組んだもの。
      大規模な次元断層を地球内部で起こして重力崩壊を誘発させ星を消滅させることができる」
      次元断層は人工的なものだった⇒CARON の勢力を叩けば事件が解決、と認識される。
    • 決戦の場所は、かつてアキト達が任務で向かった軍事施設。
      (アキトらは知らずに反対派からの内偵調査任務を遂行していた)
  • 施設の奥にはサレナ、ゼノスそしてハルカらがおり、起動準備を進めていた。
    • ゼノスとリュートは互いに妙な既視感を覚える。が、サレナとゼノスは後退しハルカをけしかける。
      激闘の末、ヴォイドシェイパーの干渉によりハルカを正気に戻し奪還に成功する。
  • 最奥にたどり着くと巨大な装置があった。ハルカの攻撃で装置を破壊する。
    • 「一連の事件は我々が仕組んだと言ったな。あれは嘘だ(意訳)」
      どうやら次元断層は CARON と無関係だったらしい。
      もっとも、地球を破壊するための装置であったことには変わりなかったようだが(超重力発生による自壊)。
    • 装置破壊をトリガーに、次元断層が発生する。
      悲願が叶うと狂喜するサレナらと共に一同は次元の狭間に飲み込まれる。

Segment.6 泡沫

  • 気が付くとアキト達は海の中にいた。サレナ達敵対勢力は見当たらない。
    • やがて小島ができ、海に道ができ、祠ができた。
  • 祠にはレキがいた。彼は現状を語る。
    • 次元断層に飲まれたものは消滅してしまうが、特異点能力により消滅を免れることができたのだという。
      世界法則に逆らう選ばれし者、すなわち主人公ゆえに。
    • メタ会話かよと茶々をいれるが、今いる場所も造物主、つまり作者がまさに創造しようとしている世界の一部だとレキは言う。
  • 何故レキがここにいて、そんな事が解るのかと疑問を投げかける。
    • 彼はある時にこの世界の真理(自分たちや世界そのものが創造物でデータの集合体であること)を悟ることになり、
      世界のシステムに干渉することが可能になったという。
      ※ なお本作の登場人物は、自分らが創造物であると無自覚には理解できているが、体系的なものではない。
    • プロジェクトGFも、既存の神の活動データを世界から抽出することで可能になったものだという。
      会ったこともない神の複製を作ることができたカラクリが判明する。
  • 次元断層による消滅現象にも言及する。
    • 造物主のあずかり知らぬ所で世界は変調をきたしており、世界を構成するデータが汚染され、消滅、変容を繰り返しているのだと。
    • 当然、造物主も壊れた世界の修復を進めているようだが、所詮は対症療法でしかない。
      データ汚染の中心を叩かなければ止まらない。一同は該当するものがあることを思い出し、向かうことに。
    • なお、クラインについては、プロジェクトGFでの製法とほぼ同様の現象が偶然に発生したらしいとのこと。
      汚染データの関係もあり大きく変異が起こった模様。実はヤッチンもそうであった事がわかる。
  • 汚染データの集合体(ガベージコレクション)に到達する。
    進入路すら無かった以前と比べそれは巨大な迷宮となっていた。
    • 道中では、世界の毒に飲まれた異形や、堕ちた並行世界の住人(アナザーサイド)が襲いかかる。
    • 中腹で消えたはずのゼノスが立ちはだかる(空間を操ることですんでの所で退避した)。かろうじて撃破。
    • 深部へと差し掛かり、ここまで導いてきたレキが道を妨げる。
      研究者として世界の汚染の先について興味深く感じてしまったらしい。
      翻弄されながらも辛勝。
    • 最深部には冥界の女王が鎮座していた。侵食の中枢と同化した彼女との決戦に臨む。
  • 決着後、世界は再生され、事件は終息する。

  • 最終更新:2021-05-09 00:42:07

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